オリンピックを見ていて、
「正直、ユニフォームってそこまで気にしてなかったかも」
そう思ったこと、ありませんか。
競技は見るけど、服まではノーマーク。
それ、ぜんぜん普通です。
ただ今回の五輪、イタリア代表だけはちょっと別枠なんですよね。
というのも、公式ユニフォームを手がけているのがアルマーニ(EA7)
スポーツとファッションが真正面からぶつかる、かなり面白い状況になっています。
イタリア代表の五輪ユニフォームはアルマーニが担当
結論から言うと、イタリア代表の五輪ユニフォームは
「ちゃんと知ると一気に見え方が変わるタイプ」です。
アルマーニが関わることで、
ただの競技服ではなく、イタリアという国の美意識そのものを背負ったウェアになっています。
ここではまず、「なぜアルマーニなのか」と「EA7って何?」を整理していきますね。
なぜイタリアはアルマーニ(EA7)を選んだのか
理由はシンプルで、
アルマーニは“国の顔になる服”を作り慣れているからです。
イタリア代表とアルマーニの関係は今回が初めてではありません。
過去の五輪でも担当してきましたが、一貫しているのは
・派手に目立たせない
・でも、ちゃんと品がある
このスタンス。
流行りを追って一瞬で目立つより、
「あとから見返しても古く見えない」ことを優先する。
国を背負うユニフォームとして、かなり理にかなった選択です。
EA7(エンポリオ アルマーニ)とは何者か
EA7は、アルマーニの中でもスポーツ専門ラインです。
「アルマーニ=ラグジュアリーでしょ?競技向きなの?」
と思う人もいるかもしれませんが、そこは誤解されがち。
EA7は
・機能素材
・動きやすさ
・体温調整
といったスポーツウェアの基本をしっかり押さえています。
そのうえで、
「形」「色」「余白」にアルマーニらしい感覚を落とし込む。
だからこそ、競技者にもファッション好きにも刺さるんです。
ミラノ五輪で注目されるイタリア公式ユニフォームの特徴
今回のユニフォームをひと言で言うなら、
“静かに強い”。
派手な色や装飾でアピールするタイプではありません。
でも、じわじわ効いてくる。
それがアルマーニらしさでもあります。
デザインコンセプトは「洗練×誇り」
象徴的なのが、白を基調にしたカラー構成です。
白って、実はかなり難しい色なんですよね。
汚れも目立つし、ごまかしも効かない。
それをあえて選ぶのは、
「姿勢や所作まで含めて美しくあれ」というメッセージでもあります。
開催国イタリアとして、
堂々と、でも静かに誇りを示す。
色だけでそれを語っているのが、このユニフォームです。
機能性と美しさは両立しているのか
結論、ちゃんと両立しています。
ただし、分かりやすいギミックは少なめです。
EA7が重視しているのは、
・動きを邪魔しない
・競技に集中できる
というベースの部分。
目立つ機能はなくても、
着ている人の動きが自然に美しく見える。
その設計思想が、結果としてデザインにもつながっています。
他国と比べて何が違う?イタリア代表ユニフォームの立ち位置
ここが一番分かりやすいポイントです。
イタリア代表のユニフォームは、
「競技服」と「文化表現」のちょうど中間にあります。
スポーツブランド主導の国との違い
多くの国は、
・速そう
・強そう
・機能がすごそう
を前面に出します。
一方、イタリアは
「どう見えるか」から逆算して作られている印象です。
もちろん、競技を軽視しているわけではありません。
ただ優先順位が違う。
その結果、表彰台や式典で
「あ、イタリアってやっぱ違うよね」
となるわけです。
ファッション好きが評価するポイント
語れる要素が多い、これに尽きます。
・なぜこの色か
・なぜこの形か
・なぜここまで控えめなのか
知れば知るほど、
「なるほどね」と腑に落ちる。
「イタリアは美しい」
この評価軸を自然に持ち込めるのが、アルマーニ×五輪の強さです。
過去大会から見るアルマーニ×イタリアの進化
アルマーニとイタリア代表は、
一発勝負の関係ではありません。
大会ごとに微調整を重ねて、
少しずつ完成度を高めてきました。
東京五輪までのユニフォームを振り返る
東京五輪でも、
・色数を抑える
・ロゴを主張しすぎない
という姿勢は共通していました。
流行に寄せないから、
あとから見ても古くならない。
この安定感は、さすが老舗ブランドです。
今回の五輪で進化したポイント
今回は特に
全体のまとまりが強化されています。
体格差があってもきれいに見えるシルエット、
競技が違っても統一感のあるトーン。
これまでの経験を踏まえた、
「ほぼ完成形」と言っていい仕上がりです。
イタリア五輪ユニフォームはどんな人に刺さるのか
正直に言います。
万人向けではありません。
でも、ハマる人にはかなり深く刺さります。
ハイブランド好きに刺さる理由
ロゴで主張しない、
色で騒がない、
形で語る。
この抑制の効いた感じ、
ハイブランドが好きな人ほど分かります。
五輪という大舞台でも
「いつもの距離感」を崩さないアルマーニ。
そこに安心感を覚える人は多いはずです。
海外ファッション好きが注目すべき視点
これはもう、
競技服という名の文化資料です。
「なぜこうなっているのか」を考えると、
イタリアという国の価値観が見えてきます。
海外ファッションが好きな人なら、
かなり読み解きがいのあるユニフォームです。
イタリア五輪ユニフォームは“見る価値がある”
今回のイタリア五輪ユニフォームは、
勝ち負けとは別のところで、すでに完成しています。
アルマーニ(EA7)が手がけたことで、
競技服は国の美意識を伝えるメディアになりました。
大会が進むにつれて、
「やっぱりイタリア、雰囲気あるな」
そう感じる場面は増えていくはずです。
今のうちに背景を知っておくだけで、
五輪の楽しみ方は、確実に一段深くなりますよ。