ミラノ・コルティナ2026の女子シングルは、アリサ・リュウ選手が226.79点で優勝しました。日本勢は坂本花織選手が銀メダル、中井亜美選手が銅メダル、千葉百音選手が4位でした。
大会前の予想と実際の結果を比べるとき、どの数字を見ればよいのでしょうか。ISUの公式結果をもとに、総合得点、SPとフリー、演技構成点の読み方を紹介します。
女子フィギュア五輪2026|日本勢の最終順位と得点
ISUが掲載する女子シングルの最終結果では、坂本花織選手は224.90点で2位です。リュウ選手との差は1.89点でした。
中井亜美選手は219.16点で3位、千葉百音選手は217.88点で4位です。以下は団体戦ではなく、女子シングル個人種目の総合結果です。
| 順位 | 選手 | 総合得点 |
|---|---|---|
| 1位 | アリサ・リュウ | 226.79 |
| 2位 | 坂本花織 | 224.90 |
| 3位 | 中井亜美 | 219.16 |
| 4位 | 千葉百音 | 217.88 |
出典:ISU・女子シングル最終結果。
女子フィギュア五輪2026|SPとフリーを分けて読む
総合順位はショートプログラム(SP)とフリーの合計で決まります。SPだけの順位と最終順位は、同じとは限りません。
中井選手はSPが78.71点で1位、フリーが140.45点で9位でした。坂本選手はSP77.23点、フリー147.67点で、いずれも2位。千葉選手はSP74.00点、フリー143.88点で、いずれも4位でした。
優勝したリュウ選手はSP3位からフリー1位へ進み、合計で首位となりました。公式表のSP・FS欄は各種目の順位を示すので、得点そのものは種目別の詳細表で確認できます。
出典:ISU・女子SP詳細、女子フリー詳細。
女子フィギュア五輪2026|滑走順はSPとフリーで別
大会前に紹介された日本勢の滑走順、中井18番・坂本27番・千葉29番は、ISUのSP結果表の開始番号と一致します。フリーの順番ではありません。
フリーでは、千葉21番・坂本23番・中井24番でした。同じ大会でも、どちらの演技の順番かを確かめる必要があります。
開始番号は演技した順番を読むための情報です。その番号だけでPCSが一定の点数上がる、前の選手を基準に必ず得点が動く、といった効果は公式結果表から判断できません。順位を振り返る際は、開始番号と得点の内訳をそれぞれ確認しましょう。
女子フィギュア五輪2026|PCSは3項目で評価
演技構成点(PCS)の項目は、Composition・Presentation・Skating Skillsの3つです。ISUの女子フリー結果表でも、CO・PR・SKという欄で示されています。
日本語では構成、表現、スケーティング技術などと説明される項目です。技の出来を示す技術点(TES)とは別に、プログラム全体の演技を評価します。ISUの現行ハンドブック一覧にも、この3項目の評価資料が掲載されています。
結果表では、得点がTES、PCS、減点に分かれています。坂本選手のフリーはTES72.83、PCS74.84、減点0で147.67点でした。具体的な演技の評価は、各選手の採点明細を見ると確かめられます。
確認先:ISU・シングルとペアのハンドブック一覧、五輪女子フリー採点明細(PDF)。
女子フィギュア五輪2026|222点を取れば優勝できるのか
222点を取れば金メダルに届くのでしょうか。この大会の金メダル得点は、実際には226.79点でした。
坂本選手は222点を超える224.90点を記録して銀メダルを獲得しています。したがって、222点を取れば優勝が確定するという基準にはなりません。
大会を振り返るときは、予想の数字だけで選手の演技を評価せず、公式の最終結果とSP・フリーの内訳を合わせて見ると理解が深まります。滑走順、得点、採点明細を分けて読むことで、何を示す数字なのかも整理できます。