二階堂蓮選手は、初めて出場したミラノ・コルティナ2026冬季五輪で3個のメダルを獲得しました。その成長について本人が語ったのは、特定の動作だけではなくジャンプ全体の課題を少しずつ改善した過程です。JOCが公開した会見をもとに、本人の説明を紹介します。
初出場の五輪で銀1個、銅2個を獲得
獲得種目は、男子ノーマルヒルで銅、男子ラージヒルで銀、混合団体で銅の3種目です。JOCは同一大会での日本勢最多タイのメダル数と紹介しています。個人2種目と団体1種目の成績です。
ノーマルヒルではスイスのグレゴア・デシュバンデン選手と同率3位になりました。ラージヒルでは合計295.0点で2位。混合団体のメダルも加わり、個人戦とチームでの戦いの両方で結果を残しました。
本人が挙げた課題は空中姿勢だけではない
2月18日の公式会見で、二階堂選手は助走のポジションや飛び出しの動作にも課題があったと説明しています。空中に加えて着地のテレマークも含め、ジャンプのほぼ全体を改善してきたという話でした。
本人による説明では、課題をこなすことで年々成績が上がり、その結果が自信につながったとのことです。助走から着地まで、一連の動作を改善してきたという本人の説明は、得点や順位だけでは分からない成長の過程を知る手がかりになります。
好調のきっかけは助走のスタート方法の変更
本人が挙げたきっかけは、W杯を回り始めて2年目ほどのクリンゲンタールでの試合でした。作山ヘッドコーチの助言を受けて助走のスタート方法を変え、それがうまくはまったと会見で振り返っています。
改善対象、助言を受けた動作、試合での手応えがつながった説明です。また、大会後のJOCインタビューでは、トップ10入りや表彰台の経験が増えて場慣れしてきたとも語っています。技術の調整と競技経験の積み重ねが、本人の言葉から見えてきます。
出典:JOC・二階堂蓮と小林陵侑の会見、JOC・大会後インタビュー、JOC・ラージヒル公式結果(2026年10月8日確認)。
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