イタリアのマクドナルドは2026年、国内展開40周年を迎えました。1月19日付の公式資料には、2作品を使ったアニメ広告と、過去のバーガーを復活させた企画が紹介されています。作品名や制作担当を確認し、話題になった海外CMの内容をたどります。
40周年の広告に登場した2作品
公式資料が挙げたのは、Ufo RobotとOcchi di Gattoです。昔のアニメに似た雰囲気という説明だけでなく、作品名を示してリメイクした広告と紹介されています。資料は1980〜90年代を象徴するアニメとして取り上げていますが、日本での放送開始年とは区別して読む必要があります。
日本の制作会社の作品資料では、キャッツ・アイは1983年7月に放送開始と記されています。UFOロボ グレンダイザーの日本での放送開始は1975年10月です。両作品をまとめて「80年代ジャンプアニメ」と呼ぶより、各タイトルを挙げることで、広告が参照した作品を正確に伝えられます。
イラスト・アニメーション・歌の担当
広告用の絵はマルコ・アルビエーロが手がけ、DogHead Animationと協働したと公式資料は説明しています。キャンペーンを企画したのはLeo Italiaで、テレビ・屋外広告・SNSなどに展開する構成でした。映像の見た目だけで制作手法や担当を推測する必要はありません。
Occhi di Gattoの歌はクリスティーナ・ダヴェーナが担当しました。資料によると、アニメの主題歌もマクドナルドの企画に合わせて再構成しています。日本版『キャッツ・アイ』のオープニング歌手は杏里さんです。日本の主題歌情報と、イタリアの広告用の歌唱担当を混同しないことがポイントです。
復活バーガーとイタリア進出の節目
広告で取り上げられたバーガーはCBO・1955・McRoyal Deluxeの3種類です。1月19日の資料は、1月7日からイタリアの店舗で復活したと案内しています。これは当時のキャンペーン情報であり、日本の店舗で同じ商品が販売されたことを示すものではありません。
マクドナルドがイタリアで最初の店舗を開いたのは1986年3月20日、ローマのスペイン広場でした。2026年の40周年企画は、その節目を知らせる取り組みです。公式資料では、思い出とバーガーを結び付けるコンセプトを掲げています。世界中の評価や視聴者の気持ちを一般化せず、広告主が公表した企画の背景として紹介できます。
出典:一次:McDonald’s Italia 2026年1月19日資料、一次:東映アニメーション作品資料、一次:TMS作品資料(2026年10月9日確認)。