芸能ニュース

「ソロってこういうことかも」──中島健人、有明アリーナ最終日を振り返って

まず最初に感じたのは、
「あ、思ってたよりずっと空気がやわらかいな」ということでした。

中島健人の有明アリーナ単独ライブ最終日。
延べ約6万人を動員した大規模な公演と聞くと、どうしても気合いの入った、張りつめたステージを想像しがちです。でも実際は、その真逆に近かった気がします。

ソロライブって、「この人を見てください」という強い主張が前に出ることが多いですよね。
でもこの日の中島健人は、どこか落ち着いていて、無理に力を入れていない。
歌もダンスもきっちり決まっているのに、どこか余裕があって、「ちゃんと楽しませようとしてるな」という空気が伝わってきました。

演出も同じです。
派手ではあるけれど、前に出すぎない。
「あくまで主役はパフォーマンスですよ」と言われているような、そんなバランスでした。

で、流れが変わったのが公演中盤。
照明が落ちた瞬間、会場が少しざわっとしたんです。
「あ、何かあるな」と思った、その直後でした。

ステージに現れたのは、重岡大毅(WEST.)と、岩本照(Snow Man)

正直、派手な登場ではありません。
でもだからこそ、「あれ?」と一瞬考えてから歓声が広がる、あの独特の間が生まれました。

3人は共演作「BAD BOYS」の話をしながら、「Unity(絆)」という言葉に触れていきます。
といっても、何かを語りすぎるわけではなくて。
近況を交えながら、淡々と話しているだけ。でも、その“普通さ”が妙に印象に残りました。

「仲がいいですよ」と説明されなくても、
「あ、この関係はちゃんと続いてるんだな」と自然に伝わってくる。
そんな時間でした。

この場面が良かったのは、ソロライブの流れを邪魔しなかったところだと思います。
誰かが主役を奪うわけでもなく、でも確実にライブの幅は広がっていく。
「ひとりで立つこと」と「人とつながること」、どちらも同時に成立していました。

終演後、SNSでもこの最終日はかなり話題になっていました。
X(旧Twitter)を見ていると、

「情報量が多すぎて頭が追いつかない」
「ソロなのに、ずっと空気がやさしかった」
「サプライズが控えめなのが逆に良かった」

といった声が多くて、現地で感じた空気とかなり近い反応が並んでいました。

中でも印象的だったのは、「懐かしいのに、ちゃんと今のライブだった」という感想。
「BAD BOYS」という過去の共演作を引っ張り出しつつも、思い出話で終わらせない。そのさじ加減が、ちょうどよかったんだと思います。

最終日という特別な一夜ではありましたが、全体を包んでいたのは達成感よりも、どこか穏やかな充実感でした。
有明アリーナでのこのライブは、「ソロって、こういう形もあるんだな」と思わせてくれる時間だった気がします。

-芸能ニュース
-, , , , , , , , ,