「世界の山ちゃんが、まさかセブン‐イレブンに?」
このニュースを見て、思わず立ち止まった人は少なくないはずです。
名古屋名物として知られる 世界の山ちゃん の代名詞といえば、あの刺激的でクセになる幻の手羽先。その味の核となるスパイスが、セブン‐イレブン の定番ホットスナック「揚げ鶏」と組み合わさる――となれば、気にならないわけがありません。
「コラボって名ばかりじゃない?」「本当に山ちゃん感あるの?」そんな疑問に寄り添いながら、実際に食べて感じたことを、順を追ってお伝えします。
セブン×世界の山ちゃん初コラボとは?
結論から言うと、このコラボは山ちゃんの世界観を、コンビニ仕様に翻訳した企画です。
狙いは、骨付き手羽先をそのまま再現することではありません。山ちゃんの味を記憶に残らせている要素、つまり胡椒のキレ、にんにくの余韻、甘辛さのバランスを抽出し、誰でも食べやすい形に落とし込むこと。その象徴が「幻のコショウ」です。
今回の揚げ鶏は、ベースはあくまでセブンの定番品質。その上に、山ちゃんらしさを後付けで重ねる設計になっています。だからこそ、“名前貸し”とは一線を画す仕上がりになっているのです。
セブン新作「揚げ鶏×幻のコショウ」の基本情報
この揚げ鶏を一言で表すなら、「いつもの揚げ鶏を想像して買うと、良い意味で裏切られる商品」
特徴的なのは、幻のコショウが別添になっている点です。最初から強く味付けされていない分、振りかける量で風味を調整できる。これは辛さや胡椒感に個人差があることを前提にした、かなり親切な設計です。
価格は通常の揚げ鶏よりやや高め。ただし、スパイス込みと考えると納得感はあります。販売は主に東海エリアで、期間も限定的。後回しにすると、気づいた時には姿を消しているタイプの商品です。
実食レビュー|幻のコショウ感は本当にある?
結論は明確です。幻のコショウは、ちゃんと主役として存在感を放っています。
袋を開けた瞬間に立ち上がるのは、胡椒だけでなく、にんにくとスパイスが混ざった複雑な香り。揚げ鶏自体は、セブンらしいジューシーさを保ちつつ、味付けは控えめ。その分、コショウをかけた瞬間に輪郭が一気に浮かび上がります。
辛さは直線的ではなく、後からじわじわ広がるタイプ。山ちゃんの手羽先を思い出す人も多いはずです。完全一致ではありませんが、「方向性はかなり近い」と言える再現度。少なくとも、期待を裏切る薄味ではありません。
期待外れ?それとも当たり?向いている人・向かない人
この揚げ鶏は、刺さる人にはしっかり刺さります。
特に相性がいいのは、山ちゃんの味を知っている人、そしてコンビニ新商品をイベント感覚で楽しめる人。一方で、「本家の手羽先そのもの」を求める人には、別物に感じられる可能性があります。
これは再現商品というより、山ちゃん要素を抽出したスパイス体験。その前提を理解していれば、期待とのズレはかなり小さくなります。
揚げ鶏以外の山ちゃんコラボ商品もチェック
今回のコラボは、揚げ鶏だけで完結しません。
おむすびや惣菜など、複数ジャンルに展開することで、「幻のコショウ」がどんな食材と相性がいいのかを体験できる構成になっています。揚げ鶏が話題性担当だとすれば、他の商品は理解促進担当。
初めて山ちゃんの味に触れる人は、むしろ揚げ鶏以外から入るのも一つの選択です。
まとめ|セブンの揚げ鶏は「山ちゃんの味」だったのか?
最終的な結論はこうです。
この揚げ鶏は、「世界の山ちゃんのエッセンスを、コンビニで無理なく楽しむための一品」。本家と同じ体験ではありませんが、山ちゃんらしさを感じ取るには十分な仕上がりです。
見かけたら一度は試してみる価値あり。そんな立ち位置の商品だと、自信をもって言えます。