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今田美桜CM|年末年始TOP20と年間順位の違い

今田美桜さんの「CMランキング1位」というニュース。別の記事では川口春奈さんが1位になっていて、何が違うのか気になっていませんか。

今田さんが518回で総合1位だったのは、2025年12月28日から2026年1月3日までの年末年始の調査です。放送されたCMの会社数も、賀来賢人さんと並ぶ10社で最多でした。2026年の年間順位や、現在の契約数を表す数字ではありません。

私はこの結果を読むとき、順位の隣にある単位を大事にしたい。回数か、秒数か、会社数かで、同じ出演者でも順番が変わるからです。まず年末年始のTOP20を確認して、その違いを実際の数字で比べてみよう。

年末年始のTOP20は東京地区の7日間の結果

この調査を発表したのはエム・データ。2026年1月9日の発表で、対象は東京地区の地上波キー局5局です。全国のテレビやネット広告を足した順位ではありません。

集計期間は2025年12月28日0時から2026年1月3日23時59分59秒まで。日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビで放送された対象CMへの出演・登場を数えています。

次の表は放送回数の総合順位。性別ごとの順位や会社数の順位とは分けて見てください。

2025~2026年 年末年始TV-CM放送回数・総合TOP20
順位 人物名 放送回数
1 今田美桜 518回
2 綾瀬はるか 425回
3 横浜流星 362回
4 大谷翔平 359回
5 上戸彩 308回
6 菜々緒 306回
7 池田エライザ 301回
7 見上愛 301回
9 中条あやみ 297回
10 松平健 288回
11 塚本恋乃葉 287回
12 松坂桃李 276回
13 芦田愛菜 255回
14 サンドウィッチマン 251回
15 鈴木亮平 246回
16 大泉洋(TEAM NACS) 243回
17 本木雅弘 240回
17 あの 240回
19 永瀬廉(King & Prince) 238回
20 川口春奈 236回

※人物名は敬称略。同順位があるため8位と18位はありません。出典:エム・データ自身による調査結果の発表。表の最終更新:26年10月。調査対象は上記の年末年始です。

映画告知や番組宣伝、ナレーションのみの出演などは対象外です。すべての出演映像が入るわけではないため、数え方の詳細はエム・データ公式の調査条件も確認できます。

回数で上位でも、秒数の順番は変わる

今田さんと2位の綾瀬はるかさんの差は、518回から425回を引いた93回。ただ、この差をそのまま人気の差や、視聴者が見た回数の差には置き換えられません。

放送回数はCMが流れた回数です。同じCMが繰り返し流れた分も含むので、518種類のCMを作ったという意味ではありません。個々の視聴者がその時間にテレビを見ていたかも、この数字からは分からないんです。

もう一つ違いが出るのが、放送された時間の長さ。同じ発表にある綾瀬さんと横浜流星さんの数字を並べると、指標を変える意味が見えてきます。

同じ年末年始調査での回数と秒数の比較
人物名 放送回数 放送秒数
綾瀬はるか 425回 6,585秒
横浜流星 362回 6,675秒

回数では綾瀬さんが63回多く、秒数では横浜さんが90秒長い。これは元の集計値から計算した差です。回数が多い人ほど、必ず合計時間も長いわけではないと分かります。出典は上記のエム・データ発表です。

だから、CMのニュースを比べるときは見出しの1位だけで判断せず、何を数えた1位なのかまで確かめたい。広告の長さが違うだけでも、回数と秒数には差が出ます。どちらが正しいかではなく、答えている問いが違うということです。

10社は、その7日間に放送された会社の数

今田さんの会社数10社は、調査期間内に放送された出演CMの会社数です。エム・データは独自に登録した会社名で集計しており、契約期間や契約社数を数えた結果ではないと説明しています。

例えば、契約中でもその期間に対象局でCMが流れなければ、この調査だけで出演先のすべては拾えません。反対に、同じ会社のCMが何度流れても、その繰り返し分だけ会社数が増えるわけではありません。

今回の今田さんは、回数でも会社数でもトップでした。ここから読めるのは、年末年始の対象放送で、登場回数と出演先の広がりの両方が目立っていたこと。好感度や商品売上、企業が起用した理由までは、この二つの値では確かめられません。

現在どのCMに出ているかを知りたいなら、この10社を現在の一覧として使うより、今田美桜さんの公式サイトや各広告主の告知で、対象のCMを個別に確認する方が目的に合います。

年間ランキングとは、期間と単位をそろえて比べよう

年末年始の順位と年間順位が違っても、それだけで矛盾とは言えません。短い期間の放送状況と、年間の集計は別の結果だからです。実際の公式発表を比べると、この違いがはっきりします。

同じCMランキングでも異なる集計条件
発表 対象期間 比較する単位
エム・データ 年末年始 2025年12月28日~2026年1月3日 放送回数・会社数
エム・データ 2025年年間 2025年1月1日~11月30日 放送回数・会社数
ビデオリサーチ 2025年年間確定版 2025年1月1日~12月31日 CM露出の秒数・起用社数

エム・データの2025年年間の発表は、放送回数トップが今田さん、会社数トップが川口春奈さんです。「年間」という名前でも、調査は11月末まで。年末年始の7日間と単純につなげて一年の増減を出すことはできません。

一方、ビデオリサーチの2025年年間確定版では、関東地区の民放5局について12月31日まで集計し、CM露出のトップは今田さん、起用社数トップは川口さんと発表しています。ここでの露出は秒数の指標。エム・データの放送回数とは単位が違います。

この比較で私が伝えたいのは、今田さんと川口さんのどちらが本当のCM女王か、という勝ち負けではありません。放送での登場の多さを知りたいのか、出演した会社の広がりを知りたいのかで、見る欄が変わるという点です。調査会社の基準も異なるので、会社数だけを横並びにして契約の増減と判断するのは避けたいところ。

なお、このページのTOP20は2025~2026年の年末年始の記録として残しています。2026年の年間結果や、その後の上半期の順位に置き換えた表ではありません。

※以前の本文にあった「2週間で20社以上」という説明は、この年末年始調査の条件と一致しないため訂正済みです。対応する値は7日間・10社です。

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